定期的な検査では捉えきれない、心房細動のサインを記録する
「時々起こる動悸や息切れ」。 それは、病院での診断時や健康診断だけでは捉えにくい「心房細動」サインかもしれません。携帯型心電計で症状が出た時の心電図を記録を残し、医師に見せること。ご自身の状態を正しく伝えるための大切なステップです。
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突然の動悸や息切れ、めまい、胸が苦しい、疲れやすいといった症状は、不整脈の一種である「心房細動」のサインかもしれません 。心房細動は、放置すると脳梗塞や心不全のリスクを高めることがあるため、早期発見が重要です 。
心房細動は、症状が出たりおさまったりを繰り返す「発作性」の場合も少なくありません 。健康診断や病院で心電図検査を受けても、異常が見つからないことがあります 。症状を感じた瞬間を記録できる携帯型心電計が、精度の高い診断の助けになります 。
携帯型心電計で記録した心電図は、スマートフォンの専用アプリ「OMRON Connect」でいつでも確認できます。記録後すぐに解析結果のメッセージが表示され、ご自身の状態を把握するのに役立ちます。データはアプリ内に保存されるため、過去の記録をさかのぼって確認することも簡単です。
両手の人差し指と中指を本体おもて面の電極に触れて記録します。日常で気になるときに、服装やシーンを問わず記録できます。
両手の親指と、左足のひざ上または足首の内側の肌の3か所を電極に当てて計測します。1誘導心電図で異常が見られなかったとき、または医師から6誘導心電図の記録を指示されたときに使用します。側の肌の3か所を電極に当てて計測します。
本体おもて面の電極に親指をのせ、うら面の電極を左足(ひざ上または足首の内側)の肌に密着させます
記録された心電図の波形データは、スマートフォンアプリ「OMRON Connect」に転送され、自動で解析されます。解析結果は「正常な洞調律」や「心房細動の可能性」など6種類で表示します。
解析結果〈 正常な洞調律 〉
解析結果〈 徐脈 〉
解析結果〈 頻脈 〉
解析結果〈 心房細動の可能性 〉
※ 1誘導心電図・6誘導心電図のどちらを使用した場合でも、解析結果はI 誘導波形に対してのみ行います。
動悸や胸の痛みなどの自覚症状や、運動強度などの活動記録を残すことで、医師の診断をサポートします。
記録した心電図の波形データは、スマホアプリからの操作でPDFファイルとして保存・印刷、またはメールで送信して医師と共有します。
心電図の記録は、自己診断せず医師に相談・診断を受けることが基本です。スマホが近くになくても、本体だけで記録できる機種もあるので、ご自身の負担なく続けられる方法を医師と相談するとよいでしょう。
心房細動とは、心臓の心房が毎分400~600回も細かく震え、規則的な動きを失う不整脈の一種です。これにより動悸、めまい、息切れなどの症状が現れることがありますが、無症状の方も少なくありません。心房細動になると、心房の中で血栓ができやすくなり、それが血流に乗って脳に飛び、脳梗塞が起きることがあります。
心房細動とは? さらに詳しく知る
記録した心電図波形や、解析結果は自分で判断せず、医師にご相談ください。
動悸や胸の痛みなどの自覚症状や、運動強度などの活動記録を残すことで、医師が正確な診断を下す手がかりになります。
通常の心臓の電気信号を示すP波がみられません。
心房が細かく不規則に収縮しているため、心電図のベースラインがギザギザと細かく揺れて見えます。
心房の不規則な興奮が、不規則に心室に伝わるため、心拍と心拍の間隔が全く一定になりません。
心房の興奮(収縮)を表す波形です。P波の前半は右心房の興奮、後半は左心房の興奮を示し、これらが合わさりP波を形成しています。心房細動では、このP波が見えにくくなります。
心電図のR波の頂点から次のR波の頂点までの時間を指します。この間隔は心拍の周期を表し、正常な心拍数(50〜100回/分)では0.6〜1.2秒(または15〜30mm)の範囲で規則正しくなります。
心房細動の最も大きなリスクは、心臓にできた血栓が脳に飛んで「脳梗塞」を引き起こすことです 。心房細動が原因で起こる脳梗塞は、命に関わったり、麻痺などの重い後遺症が残ったりする可能性が高いものです 。心房細動の患者さんは、そうでない人と比べて脳梗塞になるリスクが約5倍高いという報告もあります 。
心房細動の早期発見は治療の選択肢を広げ、循環器イベントの発症予防に繋がります。
高血圧は心房細動を引き起こす危険因子の一つと言われています。65歳以上の男女1,605人を対象としたモニター調査では、高血圧の人は高血圧でない人に比べて心房細動の検出率が約3倍高いことがわかっています。
心房細動は約4割が無症状であるだけでなく、発作的に起こることも多く、健康診断や定期診察で見逃されやすい疾患です。
毎日の血圧測定と同時に心電図の記録をつけることで、無症状の心房細動を発見する機会が増加します。
OMRON Connectの「かんたん血圧日記」機能では、血圧値の目標値を設定すると、測定結果に合わせて、朝と晩のグラフの色が変わり、目標に対して高い・低いといった状態がひと目で確認できます。
OMRON Connect(オムロンコネクト)
グローバル累計販売台数
4億台を突破
オムロンが初めての電子血圧計「マノメータ式手動血圧計(HEP-1)」を発売したのは、まだ家庭で血圧を測るという習慣がなかった1973年。
当時は「血圧は病院で測るもの」という考えが当たり前でした。
オムロンは医師の協力を得ながら、家庭でも、そして一人でも正しく血圧を測れるように、測定精度と使いやすさを徹底的に追求しました。
2025年、血圧計の世界累計販売台数が4億台*を突破。1973年に血圧計の初号機を発売して以来、現在では、世界130以上の国と地域で当社の血圧計が使われています。
*家庭用電子血圧計の世界累計販売数(2025年9月時点)
脳・心血管疾患の発症をゼロにする「ゼロイベント」の実現を目指して
オムロン ヘルスケアは、「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」をミッションとし、2015年からは「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)の実現」を循環器事業のビジョンに掲げて、家庭用血圧計の普及に努めてきました。今後は、4億台突破を新たなスタートと位置づけて、グローバルで高まり続ける血圧計需要や顧客ニーズの変化を、より的確に捉えた機器を開発していきます。さらに、健康管理スマートフォンアプリや遠隔診療サービスなどのサービス事業を加速させることで、家庭での血圧管理や医療現場での高血圧治療を継続的に支援していきます。
OMRON Connect(オムロンコネクト)は、オムロンの家庭用健康機器で計測したデータを、スマートフォンで簡単に記録・管理できる専用アプリです。
血圧計、携帯型心電計、体重体組成計、活動量計、体温計など、様々な製品と接続することで、測定データをアプリに蓄積。グラフで可視化することで、日々の変化や長期的な傾向もひと目で確認できます。